不動産買取とは｜不動産売却をワンストップでサポート

不動産買取した場合のメリット

仲介手数料が不要

仲介売却の場合、不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。一方、不動産買取では仲介手数料が発生しません。一般的に、仲介手数料は「売却価格の3%＋6万円＋消費税」に設定されているため、不動産の売却価格が1,000万円の場合、40万円近い節約になるのです。

短期間での売却・現金化が可能

不動産買取では、買取金額の交渉がまとまればすぐに売買契約を行えます。所有権移転登記手続きなどと同時に、現金が振り込まれるのです。

契約不適合責任が免除される

契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任）は、契約内容と異なるものを売却したときは、売主が債務不履行の責任を負うというものです。例えば雨漏りやシロアリ被害などの欠陥が契約書に書かれてない場合には、それらの欠陥を理由に契約を解除されるリスクもあります。不動産買取の場合には、買主が宅建業者となるため、売主の契約不適合責任が免除されるケースが多いのです。

ご近所に売却の事実を知られない

仲介売却だと、エリアを絞ってチラシを配布するなどして販促活動を行います。見学会を開催することもあるので、近隣の人に売却することが知られてしまうケースも少なくありません。これに対して、不動産買取は売主と不動産会社でのやり取りとなるため、近隣の人に知られることは少ないようです。

選択できる2つの買取方法

不動産買取には、「即時買取」「買取保障」の2つの方法があります。

即時買取

買取額の交渉が終わり次第、不動産会社がすぐに買い取ってくれる方法です。最短5日～1週間、長くても1ヶ月以内で売却でます。価格査定も、訪問査定1回で済む場合がほとんど。市場での販売活動は一切行われません。現金化までの時間が短いので、すぐにお金が必要な場合はおすすめです。ただし、市場価格より1～3割ほど安い価格での売却になります。

買取保証

即時買取と仲介売却を組み合わせた方法です。仲介売却と同じ販売活動を一定期間行い、その間に買主が現れない場合は、不動産会社と事前に約束した金額で買い取ってもらいます。一般的に、買取保証における仲介売却の期間は、3ヶ月程度です。なお、期間内に仲介売却が成立しなかった場合は、仲介手数料は発生しません。

こんな不動産は買取がおすすめ

「離婚して今すぐ家を売りたい」「不動産を相続したが、老朽化が進んでいる」といった場合、不動産買取がおすすめです。ここでは、最初から不動産買取を選択したほうがスムーズな条件を紹介します。

築年数が古く立地も悪い

築年数が古く立地も悪い上、耐震性に不安があるなど「売れない」条件が重なっている場合は最初から不動産買取を検討しましょう。リフォームやメンテナンスを行うより、最初から現況渡し（手を加えず、そのままの状態で物件を引き渡すこと）で不動産会社に買い取ってもらったほうが出費も少なく済むでしょう。

1年以上売れ残っている

仲介売却で1年以上買主が現れない場合、「売れ残り」と市場で判断され、売却するのがさらに難しくなることも。最終的に値引きを繰り返してどんどん安くしていくことになってしまうでしょう。早いタイミングで不動産買取に切り替えたほうが、「売れない」という精神的ストレスも減るのでおすすめです。

“ワケあり”物件を所有している

「接道義務を果たしていない」「自殺や事故など心理的瑕疵がある」といった物件は、市場では買主がつきにくい傾向にあります。接道義務を果たしていない場合なら、周辺の物件とまとめて有効活用するといった方法があるので、不動産会社に売却したほうが売却はスムーズに進むでしょう。